高脂血症の改善に運動が大切です

高脂血症とは脂質異常症とも呼ばれ、血液中のコレステロールや中性脂肪の多すぎることを言います。放置しておくと動脈硬化を起こしたり、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性があります。
高脂血症など生活習慣病の予防としては運動療法は欠かせません。
運動により中性脂肪を減らしHDL-C(善玉コレステロール)を上げる効果が期待できます。またリポ蛋白の代謝に関する酵素の活性化やインスリンの感受性を改善させることも知られており血糖値の改善、更に血圧を下げる働きをすることも証明されています。
運動するに当たっては有酸素運動が推奨されています。酸素をたくさん取り入れながら行います。運動負荷があまりたくさんでなく強くない運動を時間を継続して行うことが重要です。運動量の目安はその人の最大運動量の約50%程度の強さが適当と言われています。例えば速足歩き、ジョギング、水泳、サイクリングなどの運動を一日平均約150〜300キロカロリー、1週間で1050キロカロリー消費する程度行います。脈拍数を1分間に110〜120を目標とするのですが、計算式もあり138−年齢の半分で計算します。
150キロカロリーを消費する運動とはウオーキングを毎分80メートルで歩く場合30〜40分、軽いジョギング20分、テニス20分、縄跳び10分、水泳の平泳ぎ10分程度になります。
最も手軽で誰にでもできるのがウオーキングです。これは散歩ではなく運動であることを意識して歩きます。腕の振りを大きくリズミカルに、背筋を伸ばしてストライドを大きく、踵から着地しつま先でけるように歩きます。そして途中で休まず継続して歩きます。
とはいえ、まず一日6000歩、約3キロを意識して歩くことから始めます。これは一度に行わなくても朝、夕など二回に分けて実施しても構いません。また朝食前は空腹になっており脂肪の燃焼効果が最も期待できます。水分補給も大切なことなので忘れず補給しましょう。